懐かしい思い出の味

この時期になると思い出します。
お正月のお餅を天日干した後、油で揚げるおかきの味の事です。これは、母方のおばあちゃんが、揚げてくれるおかきで、塩がまぶしてあるだけの素朴な味なんですが、それがまた美味しいんです。勿論手作りだから、あたりによっては、塩加減が辛かったり薄かったりします。でも、それがまたいい風味の一つでした。食べ始めると止まらないから、いつも食べた後はお腹はパンパン！そりゃお餅だもんね。
おばあちゃんも喜んで食べるから、いつもいっぱい揚げてくれていましたね。揚げたてを横からつまみ食いしたりして…。あぁ懐かしいなあ…。
さすがに今では自分で作りますが、あの頃のおばあちゃんの味にはなれなくて…。
いつまで経ってもおばあちゃんの味にはかないません。
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明けましておめでとうございます。

そして、初めまして…
これから、関西のおばちゃんの何気ない日常をぽつりぽつりとお話させてください。
宜しくお願い致します。
私の住んでいる所は、冬は雪深く、夏はリゾートに最適な田舎です。これだけ聞けば、いい所って印象ですが、実際住んでいる人にとっては大変です。この季節には、お盆やお正月も重なり、一時的に地域の人口も増え、道路も渋滞し、買い物も混み合います。観光と居住って改めて違うんだなあと思うのもこの時期です。
しかし、今年の冬は何かが違う…。
雪が降らないんですよ。降ってもパラつく程度で積もらない!
おばちゃんには、雪かきしなくてもいいので、優しい冬なんですが、何だか拍子抜けしてしまいます。